川の字フォーメーションのベッド事情
少し前までは、約6畳の寝室に、シングルベッドとダブルベッドを繋げて置いて、
シングルに長男まーちゃん、ダブルベッドに私とイギニョ、次男ゆっちゃんは二つのベッドにまたがるように寝ていた。(大人だったら腰痛くなるやーつ)
これがまあ狭くて狭くて…。子ども達の寝相は悪いし、特にゆっちゃんは夜泣きをしては私のほうにどんどん迫ってくるので、ベッドから落ちるギリギリ端っこに身を寄せるイギニョと寝相アグレッシブなゆっちゃんの狭間で小さくなって眠っていた。
(よく首・肩・腰を痛めて鍼灸に通っていた。代償はでかい)
いくら両隣のひとに布団をあっためてもらっていても、足元が寒い件。
私とパートナー・子ども達で川の字寝にした理由
西洋社会では夫婦と子ども達の寝室を一緒にすることが一般的でないと知りつつ(実際ブラジルでも赤子のときから親と離れて寝るらしい)、
一緒に暮らし始めた当初は次男ゆっちゃんはまだ2歳で夜泣きしまくるし、寝かしつけも必要だったので、どう考えても一緒の空間で寝た方が合理的だということで、日本伝統川の字寝を実施していた。また、一緒の部屋で寝起きすることで、子ども達とイギニョの絆がより深まって欲しいという希望もあったような気がする。
絆プロジェクトのためというわけじゃないけど、ときどきイギニョにも寝かしつけ係をお願いしていて、そういう時日本語があまり喋れないし読めない彼は、絵本を読んであげることもできないので、三匹の子豚ポルトガル語バージョンを語って聞かせたりして、意外と子ども達にはウケていた。
今でも子ども達は三匹の子豚の歌(元ネタディズニーかな?)は、ポルトガル語で覚えていると思う。(サビだけね)
こうやって書くとステップファミリー的深イイ話風だな…!(イギニョが環境変化の中で私の猛プッシュもあり、かなり努力していたのは事実)
川の字寝をやめたタイミング
子ども達が大きくなってきて(次男ゆっちゃん4歳くらいだったろうか、いよいよダブルベッドとシングルベッドにまたがるのでは狭くなってきたと感じた頃)、私も腰痛限界ですーギックリ腰頻発ですーとなったタイミングで、別部屋でに布団を敷いてそこに子ども達を寝かせるようになった。
しかしフローリングの上の布団がカビがちだったので、今は二段ベッドを買って(ええもちろんめちゃくちゃ喜びましたとも)、2人仲良く歌など歌いながら勝手に寝入ってくれる。
私の姿が見えなくなると泣いていた次男ゆっちゃんも、最近ではお兄ちゃんも置いて1人でも寝に行けるように。
もう戻ってこない、添い寝の日々を思うと寂しい気がしつつも、
たまに子どもの体調が寝つとか嘔吐とかで悪くて、珍しく添い寝したりすると、睡眠の質が悪すぎて翌日のパフォーマンス最悪なので、もう戻れない。自分が…。
イビキ問題はあるが2人仲良く寝ている
私は元来寝付きが良いし眠りも深いので、川の字でもグースカ寝ていたけど、
眠りが浅い人々には本当に苦痛以外の何者でもないらしい…。子どもってうなされたり、夜泣きしたり、寝相が悪かったり。
ちなみにイギニョも私以上に寝付きがよく、眠りも深い人。
私のイビキは相当うるさいらしいのだが、それでも気にせず寝ているみたいなので大変にありがたい。
(昔神経質な彼氏には、『時々本当に寝れない』とめちゃくちゃ不機嫌になられた。でもごめん…悪気は…ない…)
でもときどき飲んだ夜なんかに、イビキ音量MAXになってしまう時は、夜録音されて、翌朝聞かされるという羞恥プレイを受けるはめになる…。
(しかし何度でも言う…悪気は…ない……!)
夫婦の夜の生活はどうするのか?
そういえば添い寝時代は、子達が寝入るのを待ってからイチャイチャするルールだったもので、高確率でお互い寝落ちしていた。いや寝るよね。夜泣き期の子どもいたら。
しかし30代半ばといえカップルになりたての我々には非常に大切なコミュニケーションだったので、それでもどうにか眠いめをこすりつつイチャイチャタイムを設けてたな。
特に向こうは華の独身生活から急に子育てに参加することになったわけなので、労いの意味もこめつつ、意識して恋人として扱うようにしていた。気がする。
そんなこともあったなと懐かしく思う今は、つまり、本当の家族になりつつあるということなわけで。いつしかイチャイチャタイムは、各々のスマホタイムに取って代わり。(笑)
心底疲れてたら背を向けて離れて寝て、気が向けば抱き合って眠る。んで朝になるといつのまにかゆっちゃんがベッドに入ってきていたりするのもまた楽し。
日本は高確率で夫婦別室になるという話だけど、私はブラジル式に、ジジババになっても一緒に眠りたいなと思ってる。