これ見たことある?ボストンダイナミクス社のロボット。こんな車いすあったらいいなっていうマンガ。
この手のような部分でうまいことバランスを取り、段差や階段はおろか、障害物などもかるがる越えて走行するのだ。
いや、これはさすがに怖すぎでしょ…。手の部分、いる???
車いすじゃなかったらできるあれこれ
私は実は、車いすユーザーである現パートナーと出会うまでは、
杖をついて、よろけながら、ゆっくり歩く人々を横目に
「あんなに大変そうなんだから、車椅子を使ったほうが楽だろうに。なんで乗らないのかなあ?」と思っていた。
でも違った!車いすじゃなければ!
階段を使える!(これ一番でかい。都度エレベーターを探し回るしんどさと、階段しかないお店を諦める切なさよ…これはベビーカー利用者も同じ気持ちだよね)
段差も越えられる!(電車乗るときもスロープ設置頼むから大体1、2本逃す)
車やタクシーにも簡単に乗れる!(ユニバーサルデザインタクシーってまずないよね)
視線が高い!ものに届く!(寿司屋のカウンターは大体無理ね!バーカウンターもね!)
車いすで生活することはこんなにも困難なことだったのかと、目から鱗だったし、
普段車いす利用者を見かけても何かサポートできることないだろうかとかいう考えにも至らなかった自分が恥ずかしかった。
階段昇降できる車いすがアツすぎる
階段の昇降が可能な車いすというものがあるらしいけど(下記YouTube動画参照)、
こういうものが一般人が購入できるような価格帯で市場に出回るようになるのは
随分先だろうな。
傾いたりせず安定した状態で階段昇降する様がお見事!でも結構これ時間かかるんじゃね?と思うのは私だけ??
今乗っている車いすのメーカー
ちなみに現在イギニョが乗っている車いすは、中古で入手したPermobil(ペルモビール)
というスウェーデンの車椅子メーカーのもの。
パワフルで良いんだけど、ちょっとの段差も越えられないのと、バッテリーが8万円くらいするのが痛い…。
イギニョは使ってるのはPermobilの型が古いやつ。
Amazonで見たら300万〜450万円するんだけど、まじ?車なの?車買えちゃうじゃん。
(ちなみに我が家は私が運転に自信がないので車は持っていない…)
イギニョはこちらの車いすはは中古でたしか20万円以下とか格安で買ってたんだけど、
国から助成金が出たとしてもちょっと気軽に手が出せないレベル…じゃん…。
憧れる車いすメーカー
あとオシャレ車いすブランドの代表格、WHILLの車いすも憧れるー!
なによりデザインがかわいい。おしゃれ!
でも介護保険使わないと、購入に45万円かかるのだ。これはうちまで来てもらって試乗とかして本人も気に入ってた。
「簡単に分解ができるから車にも乗せられる」ということだったんだけど、
簡単…うーん…簡単か…?結構重いし…。取り急ぎこの車いすの利用者が自分で分解する想定では作られていないので、私がやることになるんだけども…。
「結構重いし、そんなに簡単じゃないよ!」とだけ言っておきたい。笑
見る価値ありな、おすすめロボット動画を貼らせてくれ
さて私とイギニョの大のお気に入りのボストンダイナミック車のロボット動画でも貼らせてもらおうか。
これがマンガにも描いたHandleっていうモデル。ジャンプする姿も圧巻。
これ犬型?のやつ。
人型のとか四つ足のとか。
これらを見てギョっとするのは、四つ足の感じが動物のそれにあまりに似てるからだと思うんだよね。
Netflixで見たシリーズで大好きなBlack Mirrorの中のあるエピソード(メタルヘッドっていうエピソード)に、四つ足の犬みたいな人間駆逐ロボットが出てくるんだけど、それを彷彿とさせる…。
てか、このエピソード作った監督、絶対ボストンダイナミクス社のロボット参考にしたでしょって思う。
追いかけられたらちびること間違いなしだし、もうこんなのが向かってきただけで怖いから、
近い将来「Amazonお荷物お届けロボット」みたいな感じで街を歩き回ってたらほんとに…嫌だな…。